引き寄せの翻訳~創造のプロセスはこう訳す~
2011/11/29 Tue. 23:58:42 edit
第二次ブームの様相を示してきましたね。
結構ぶっちゃけちゃってるように
見えて、e-book用に予定してる内容は、
もっと濃いものを用意してたりもします。
『こういうものを創ろう!』
と決めて、意識のフォーカスを向けると、
いくらでも回答が検索されてきますね。
意識の世界も、現実世界も、
googleよりもはるかに便利な
検索エンジンだという証拠ですね。
さて、今回は、前回記事にて
カズさんから頂いたコメントへの
お返事をふくらませてみます。
前回記事:引き寄せのジレンマ~望まないことが起こるのはなぜ?~
The Secretでは、引き寄せの法則の
『創造のプロセス』として、
こう語られていました。
1.『求める』
2.『信じる』
3.『受けとる』
僕ならこれを、こう言い換えてみます。
1.『本当に求めてることに気づく』
2.『ブロックを解除する』
3.『受けとる(認識する)』
同じようなことを言ってるのですが、
『視点の変化』を解っていただけるでしょうか?
もともとの、
『求める』『信じる』『受けとる』
は、すべて自我(マインド:エゴ)の視点です。
それを『観察者の視点』で考えた
のが、僕の『翻訳』です。
『引き寄せの法則』とは、
自我(マインド:エゴ)の抱く
願望を現実に引き寄せる、
という、魔法や錬金術めいた、
オカルトな法則ではありません。
意識の世界と現実の世界が一致する、
現実世界とは、意識の世界の投影である、
という、物理現象と人の『認識』に関わる、
きわめて厳密な、『自然の絶対法則』です。
まずは、自我(マインド:エゴ)と
いうものこそが、この世界の中で、
『異質』なものであることに
気づく必要があります。
そこを踏まえた上で、改めて、
すべての人の自我(マインド:エゴ)
が抱く、
『幸福になりたい』
『生命を楽しみたい』
という、純粋な望みを叶えるために、
この『法則』を活用するには、
まず、『本当に求めてることに気づく』
ということが必要です。
次に、『本当に求めていること』
が現実になるのに抵抗している
『メンタルブロック』を見つけ出します。
そして、その『ブロックを解除する』のです。
深層意識にブロックのあるものは、
いくらマインドのレベルで頑張っても
『信じる』ことはできません。
心のしくみがそうなっているのです。
そうして、最後に、
『受けとる』のプロセスに入ります。
The Secretでは、未来において
受けとったときの感情を先取りで味わう、
ということが語られていました。
これをもう少し細分化すると、
『未来のビジョンの創造』
と、
『いまの現実からの認識』
というプロセスに分けることができます。
『認識』能力こそが現実の創造の
ポイントになる、というのが、
僕のe-bookの肝になる部分です。
『認識』が世界の広さを決めている、
ということを意識できる人は
あまり多くありません。
参考記事:量子場、空、そして意識
この記事でも語りましたが、
『認識』能力は『想像力』に
よって決まります。
無知(知らないこと)と
カルマ(観念・過去の記憶)が
『想像力(意識の可能性)』を制限し、
テクノロジーがその可能性を増幅します。
人間は無限の世界の中で、
想像力に応じて、限られたもの
だけを認識します。
現実として、リアルに五感で
認識できるものは、もっとわずかです。
五感で認識する『本当の現実』以外は、
意識による『想像』で補っているのです。
たとえば、あなたが友人とともに
夕食の時間を過ごすとき、
あなたにとってその友人は
『現実』です。
ですが、そのひと時を終え、
友人と別れたあと、
あなたにとってその友人は、
『想像』というあなたにとっての
『仮想現実』の住人となるのです。
これは、人類の歴史で語られてきた
メインストリームの世界観と、
あまりにかけ離れすぎているため、
簡単には理解できないことかもしれません。
ですが、ものすごく重要なポイントです。
2500年前にお釈迦さまが
語ったことですが、科学の世界でも、
量子力学の登場によって、ようやく
こういう世界観が、まともに
議論されるようになりました。
意識には限界がありませんが、
あなたの『認識能力』には、
物理的な限界があります。
その限られた『認識能力』、
つまりフォーカスをどこに向けるのか、
ということは、
あなたがどういう現実に生きるか、
ということを決めています。
あなたが、フォーカスを、
どこに、何に、誰に向けるのか、
で、あなたの現実はたやすく変わります。
あなたがどんな世界を観たいのか?
というビジョンを明らかにし、
『自覚』しておくことは、
何にも増して、『最優先事項』となるのです。
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引き寄せのジレンマ~望まないことが起こるのはなぜ?~
2011/11/28 Mon. 21:03:37 edit
やりとりが、参考になるかと思い、
ここでまた、シェアすることにします。
前回記事:引き寄せのゴール~引き寄せと悟り~
まさとさんからのご質問で、
『望まないことが現実化する』
ということに関する内容です。
これは、『引き寄せの法則』を
知っている多くの人にとって、
なかなかに関心を惹かれる
トピックではないでしょうか??
自分の望み(思考)が現実を引き寄せる、
はずなのに、自分がまったく
望んでないことが現実として起こる、
ということは、誰しも一度は
経験したことがあるのではないでしょうか?
これは、今朝配信した無料メルマガ
で語った、『メンタルブロック』、
自分でも意識していない、思考の盲点
となっている、心理的な抵抗からくるものです。
興味深いことですが、
この『メンタルブロック』が働く
ことも、人生を俯瞰して観察して
みると、必然であることがわかります。
僕自身も、プロフィールに書いている、
『カルマの燃焼』の時期には、
望まないことが次々に現実となる、
という悪夢のようなことを経験しています。
ドラマや小説、マンガでも起こらない
レベルの、不幸のデフレスパイラルです。
ですが、いま、その時期に起こっていた
ことを振り返ってみると、
すべてが必要だったから起こったこと、
自分自身の思考(メンタルブロック)
が引き寄せた『必然』としての現実だった、
ということが、自分でもはっきりとわかります。
その当時には、まさか自分がそういう
思考を抱いていたとは、まったく
気づかなかったため、ひどく苦しむ
ことになったのですが。
そのくらい、人は自分の心の奥底、
無意識に抱いている思考には
気づくことができない、
ということです。
望まないことの現実化は、マインドが
望んでいることと、反対のことが
現実化しているということです。
マインド(自我)は気づいてませんが、
その望みの背景には『欠乏感』があります。
自分と、望んでいる対象の分離です。
自分はそれを持っていないから、
だからそれが欲しい、という思考です。
無意識の領域に、そういう思考(イメージ)
を持ってしまっている、ということです。
たとえば、マインドが欠乏感から
『お金がほしい』『愛されたい』と考える場合、
無意識の領域では、お金や愛と、
自分を『分離』してとらえています。
なので、『お金との分離』『愛との分離』
が現実化するというわけです。
無意識の領域で、お金や愛との分離をイメージ
してしまうのは、記憶の中にお金や愛への
ネガティブな刷り込みがあるからです。
これが、個人的経験の記憶から創られた
カルマであり、メンタルブロックでもある、
ということです。
メンタルブロックは、自分の意識の
深い部分を書き換えることで解決します。
まず、第一歩はそういうブロックが
あることを自覚するということ。
この第一歩が大きいのです。
ブロックがあることを自覚すれば、
意識はそれを課題としてとらえる
ようになってくれます。
『フォーカスの転換』が起こるのです。
無意識の書き換えは、
セドナメソッド(感情を解放する)や、
感情をひたすらアウトプットする
(感じていることを紙に書きなぐる)、
瞑想する、
アウトプット(行動)の習慣を変える、
環境を変える、
理想の人を見つけてモデリングする、
NLP(神経言語プログラミング)の
テクニックを使って、思い込みを変える、
などいろんな方法があります。
世の中には、いろいろな
自己啓発テクニックがあります。
これらは、自分のカルマや
メンタルブロックがどういうものか、
それを特定できたときに、
最大限の効果を発揮するのです。
逆に、自分自身の根源的なカルマ
を知らないままに、テクニックだけで
表面的なケアをしても、うまくいかないのです。
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引き寄せのゴール~引き寄せと悟り~
2011/11/27 Sun. 20:50:09 edit
望みを引き寄せること、
より、正確な表現をすると、
『意識の世界の想像を、
現実世界の創造に変えること』
そのプロセスで、
非常に重要なポイントが、
『メンタルブロックを外す』
ということです。
望むことの現実化も、
望みが叶わないことの現実化も、
そして、望まないことの現実化も、
すべて、自分が創造している、
ということに気づかない人がほとんどです。
自然法則、この世界のルールはシンプルです。
意識の世界で受け容れたことは現実化し、
意識の世界で抵抗したことは現実化しない。
ただそれだけです。
The Secretにも登場している、
引き寄せの法則を実践する、
『引き寄せマスター』
と呼ばれる人たちは、人生経験の中で、
自分自身の『メンタルブロック』を
解消した人たちです。
『メンタルブロック』
とは、心理的な抵抗、
これは、あなたの記憶の執着(カルマ)
によって生まれるものです。
ここに、引き寄せのゴール、
つまり、『引き寄せマスター』
になるために必要なことが
明らかになります。
『引き寄せマスター』になるためには、
自分の本質を知ること、
カルマ(記憶)を解放すること、
が必要なのです。
カルマを解放することによって、
あなたの中の抵抗、メンタルブロック
が解除されるのです。
お分かりだと思いますが、
これは『覚醒』『悟り』のことです。
『悟り』というものについて、
あなたが抱くイメージはどんなものでしょう?
高尚で浮世離れした、あるいは権威的で、
常人離れした修行の果てにあるもの、
というかんじでしょうか??
ですが、『悟り』とは、
あなたが何者であるかを知る
ということに過ぎません。
あなたがどういう存在で、
どう在るために人間として生を受け、
どう生きていくのかを悟る、
ということです。
『悟り』は浮世離れしたものではないし、
『引き寄せマスター』という人たちも、
マインド・エゴにまみれた存在ではありません。
両者はぴったりと重なるのです。
あなたが本当の自分を知り、
カルマが解放されていれば、
あなたがなすべきことをなすのに、
一切の『抵抗』がありません。
そういう『目覚めた意識』で生きることは、
望む現実を創ること、
そして、生命を楽しむこと、
だと言えます。
本当の『悟り』に到達すれば、
精神世界・スピリチュアルに傾倒する人が
敬遠しがちな、
『現世的な欲求』に対しても
メンタルブロックがありません。
精神世界を礼賛し、物質世界に抵抗する人は、
煩悩を否定し、執着を捨てろと言います。
ですがそれは、実は『執着』こそが、
生命力の源、だということに
目を向けていません。
本当の意味で『悟り』『覚醒』した人たちは、
社会的にも大きな存在となります。
宗教的指導者やスピリチュアルリーダー
だけのことを言っているのではありません。
政治家やビジネスマン、投資家、
スポーツ選手や芸能人、芸術家、、、
本質を知る人に、世の中の『意識』が
集まり、その人の存在、『認知度』が
大きくなるのは自然なことなのです。
それは、社会通念や通常の倫理観を超えた存在です。
世間的に、いかに破天荒な人生を
歩んでいるように見えようと、
『大きな世界』に生き、
『大きな喜び』を知る者は、
『覚者』と呼ぶことができるのです。
『覚者』とは『聖者』ではないのです。
本当の自分を知り、
自らの生命を全うするもの、です。
※誤解のないように補足しますが、
世界の本質、自然の摂理は、
『愛』『調和』です。
これを離れて、好き勝手に傍若無人に
生きる人のことを『覚者』と言ってる
わけではありません。
もし、こういう意見を見て、
あなたの中に、
『そんな俗物的な生き方は間違っている』
という『抵抗』を感じるのなら、
それがあなたのメンタルブロックです。
こういう生き方を選ぶ必要はありませんが、
抵抗する必要もないのです。
メンタルブロック、カルマの存在に
気づいておくことは大切です。
そのブロックは、無意識のうちに、
あなたの『選択』に対してフィルター
をかけ、認識を歪ませる原因となるのです。
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引き寄せの誤解~それを望んでも大丈夫?~
2011/11/26 Sat. 20:27:46 edit
『引き寄せの法則』は有名になりました。
いろんな人がいろんな情報を
発信してもいます。
ただ、これは世の常ですが、
本当に大事なことに気づいているのは、
ほんの一部の人たちで、世の中の
多くの人たちは、表面的なことだけを
見て、この法則のことを誤解しています。
『願望を抱けば、それが引き寄せられる』
という、表面的な言葉にとらわれ、
引き寄せの法則を使って、
宝くじを当ててお金持ちになりたい
あの人のことを振り向かせたい
会社で出世したい
という願望を抱く人たちがいます。
これらは、悪いことではありませんが、
すべて、マインド、つまりエゴのレベル
の願望だということに注目しましょう。
これらの願望は『引き寄せの法則』
によって叶うのでしょうか??
宝くじに当たることが、
あなたの人生にとって必要な
ことなら、当たります。
ただし、宝くじに当たって、
そのお金を有意義に使い、
幸福な人生を歩むのか、
それとも、宝くじで大金を得たことで、
人生の歯車が狂い、いろいろな挫折や
苦しみを経て、そこからようやく
大切なことを学ぶ、
という経験が必要なのか。
あなたの人生の必然によって、
それは『起こる』と言えます。
もちろん、宝くじに当たらない、
という経験によって、あなたが
大切なことを学ぶ必要があるのなら、
いくら、願望を抱いて買い続けても
当たらない、ということも起こります。
あの人を振り向かせたい、
という人間関係に関することも同じです。
その異性との関係が、あなたの人生に
とって必要であるなら、それは叶います。
ただ、そこからどういう学びを得るのかは、
いま、あなたがマインドのレベルで
想像している通りになる保障はありません。
会社や組織内での出世も同様です。
その組織が、あなたにとって
本当にふさわしいものなのか?
あなたのマインドは、注意しないと
そういうことは考えてくれません。
マインド(エゴ)レベルの願望は、
あなたの自我が持つ『欠乏感』、
自分にはそれが欠けている、
という『不快』の感情から
生まれてきます。
自我のコアは、生まれてから6歳くらい、
物心がつくまでの間に形成される、
『幼い記憶』なのです。
その自我が生み出す
『マインド』レベルの願望とは、
先を見通すことも、本当に大切なもの
を見抜くこともできない
『子どもの望み』に過ぎないのです。
そういう、マインドの願望にとらわれて、
人生のアップダウンを経験するのも、
必要な人にとっては、必要なことです。
実体験を通しての理解、は、意識の進化
にとっても大切なプロセスと言えます。
ですが、人間の意識がもつ、本当の力、
『自覚』という能力を発揮すれば、
知識を得ることによって、
他人の経験を、自分の経験に
変換して理解することも可能です。
先を見通せないマインドに振り回され、
『これは引き寄せられた』
『これはダメだった』
と、目先の願望に引きずられながら、
遠回りの人生を歩むことに対して、
『もうたくさんだ!』
と感じる人も多いのではないでしょうか?
僕も同じ気持ちを味わいました。
自分が本当に望むことは何なのか?
自分の人生に与えられた役割は何なのか?
あなたには、それを自分で決める権利、
『選択の自由』があるのです。
その『選択の自由』は、マインド・エゴを
支配する『カルマ(記憶の執着)』を解放し、
意識を目覚めさせたときに、
行使できるようになるのです。
ここで語っていることは、有名な
The Secretでも語られていることです。
ですが、そのメッセージを
読み取れている人は少ないと言えます。
僕は、できるだけ多くの人たちに、
その『真実』を知ってもらいたいと
考えています。
そして、人間の本来もつ力、
『現実の創造者』としての力を
しっかり自覚し、発揮してもらいたい。
そして、自分自身も、
そういう人たちの創る世界に生きたい、
と、願っています。
考えている、願っている、というのは
マインドレベルから発しているようにも
とれる言葉なので、表現を変えると、
『そう在るために行動せずにはいられない』
というニュアンスですね。
自分の中から溢れてくるもの、
それに抵抗するのをやめたとき、
望みと現実が一致する、
そういう至福の世界に
生きることができるのです。
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引き寄せのメカニズム~一致の法則~
2011/10/22 Sat. 23:16:04 edit
しっかりと認識・理解しておくべき
絶対法則ともいえるものがあります。
それが『一致の法則』です。
これは、僕がこれまでにも語ってきた、
『起こることはすべて必然』
『原因と結果は同時に起こる』
といった考えにも通ずるもので、
平たくいえば、『引き寄せの法則』、
『思考の現実化』、『鏡の法則』と
いったものを統合した法則です。
一言でいえば、
『内と外は常に一致する』
ということです。
つまり、内(意識)の世界と
外(現実)の世界は、常に一片の
例外もなく一致する、と言えます。
『引き寄せ』や『思考の現実化』では、
この思考は引き寄せられる(現実化する)
のに、この思考は引き寄せられない
という、曖昧さが残ってしまい、
自分(自我)から見て、思い通りに
現実が展開しているときは、特に
問題もないのですが、
ひとたび歯車が狂いだすと、
『疑念』という、やっかいな
思考が生まれてしまいます。
本当は、この法則は『原則』であり、
例外のない絶対的なものなのです。
引き寄せがうまくいかないとき、
『引き寄せを使いこなせていない』
という、まるで『自我』の方が主体で
あるかのような言葉を使いがちですが、
そうではなく、
『原則の方に自我を調和できていない』
という認識の方がより正しいのです。
内も外も常に一致し、完全である世界から
切り離された分離意識が『自我』です。
少し難しい概念になりますが、
『時間の経過』というものも、
自我によって生み出される幻想です。
『引き寄せ』という言葉自体、
思考を抱いてから、その対象が
引き寄せられるのに時間を要する
かのような印象を受けます。
『一致の法則』は時間や空間を
超越した、真我の観点からの原則です。
この法則を使えば、いろんなこと
が説明できるのですが、今回は、
『引き寄せ』のメカニズム
を語っていきます。
まず、『思考の生まれ方』
から考えてみましょう。
『真我』は、世界・現実・宇宙・自然
という言葉でも表現できますが、
もっと言えば
『ワンネス:すべてであるもの』
です。
これは、時間や空間を超越し、文字通り
すべてが一体化した完全性の世界です。
『空(くう)』という
言葉でも表現できます。
無限の可能性の場(量子場)です。
その中のある可能性、一つの事象に
意識が向けられる(フォーカスする)と、
深層意識内に『思考』が生まれます。
正確に言えば、フォーカスを向ける
ことでエネルギーが生まれ、それを
深層意識が『認識』するのです。
フォーカスを向けると、エネルギーが
注がれるので、その対象がだんだんと、
大きなエネルギーを持っていきます。
それが『顕在意識』に認識される
ほどのエネルギー量になったものが、
あなたが普段、頭の中で
思い浮かべる『思考』です。
つまり、『思考』が先にあって、
それが『現実』になるのではなく、
『現実』(空:無限の可能性の場)の中に、
すでに可能性として存在するものに対し、
フォーカスを向けることで、エネルギー
を与え、それが顕在意識に認識されるほどに
エネルギーが高まったものが『思考』なのです。
そうやって生まれた『思考』に、
さらにフォーカスを向け、エネルギー
を注ぎ込むと、それはやがて、
意識だけではなく、
人間のもつ、他の感覚器官(五感)
でもキャッチ(認識)されるほどの
エネルギーを持ちます。
自我の視点でいえば、これが
『引き寄せ』『現実化』の始まりです。
上に書いた『エネルギーを与える』
というのもすべて『自我の視点』の話です。
そして、この、エネルギーの大きさが、
自我によって認識される、
時間的・空間的な距離となります。
エネルギーの小さなものは『遠く』、
大きなものは『近く』に認識されます。
つまり、
『現象は遠くからやってくる』
ように認識されるのです。
少し難しくなってきましたね。
ちょっと例をあげて解説してみます。
あなたが、『お金持ちになりたい』
と考えたとき、どのようなことが
起こるでしょう?
『空:無限の可能性の場』には、もちろん、
もともと『豊かさ』は存在しています。
その『豊かさ』というものに、あなたが
フォーカスを向けると、あなたの中で、
『豊かさ』がエネルギーを持ち始めます。
ある程度大きくなると、あなたの
顕在意識がそれを認識し、
『お金持ちになりたい』
という思考が生まれます。
あなたはそこに、さらに
フォーカスを向け続けます。
すると、あなたの意識に加えて、
他の感覚器官もその『豊かさ』
を認識し始めます。
エネルギーの成長度合いに応じて、
まずは遠くから、
時間的には『遠い未来』の中に、
『豊かになったあなた』が創造されます。
(『創造する』という表現も、
自我の視点によるものですね)
空間的にも、まずは遠く、
知り合いの知り合いとか、
TVや雑誌の中の、あなたと直接
関わりのない世界に『豊かさ』
に関わる情報が創造(認識)されます。
ここで、もしかするとあなたは、
『未来の豊かになったあなた』
『自分と関係のないお金持ちの人たち』
に対して、抵抗、つまり、うらやんだり、
ねたんだりといった感情的な反発を持ったり、
『自分にはムリだ』、と自我の分断思考
にとらわれたりするかもしれません。
そうすると、視点が変わって、
フォーカスを『豊かさ』ではないものに
向けてしまうかもしれません。
これが『引き寄せの失敗』ですね。
ラッキーなことに、あなたが、
『未来の豊かになったあなた』
『自分と関係のないお金持ちの人たち』
に対して、肯定的に受けとめ、
さらにフォーカスを向け続けて
いったとします。
すると、さらにエネルギーが大きくなり、
あなたの意識・感覚器官は、もっと
たくさんの『豊かさ』を認識し始めます。
自分がすでに生み出している価値に
気づいたり、身の回りのビジネスチャンス
を見つけたり、同じような考え・価値観
の人たちとの接点ができたり、
あるいは、もっと身近なところに
『豊かな人』が現れてきたり、
といった具合です。
そうやって、エネルギーを注ぎ続けると、
やがて、その対象とあなた自身が同化します。
つまり、あなたが『豊かな人』になるのです。
ここまでのプロセスで、
あなたが深層意識内で、何にフォーカス
を向け、何にエネルギーを与えているか、
という『内の現象』と、
あなたが現実として認識する
『外の現象』とが、常に一致している、
ということも注目すべき点です。
これが『一致の法則』です。
こうやって見ると、カラクリ自体は
そんなに難しくもなく、一貫して
フォーカスを向け続けることが
できればいい、ということです。
ただ、自我というものの習性が
それを難しくさせているのです。
だから、以前も語ったように、
自我を真我に調和させることが大事で、
さらに、世の中のいろいろな自己啓発的な
テクニック、コーチングなどが、有効だと
いうことに変わりはないわけですね。
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