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- 2011/05/26 失敗コレクターになろう
失敗コレクターになろう
2011/05/26 Thu. 22:34:25 edit
『これからは、旧来の価値観から新しい価値観への
転換、その過渡期の時代になっていく』
ということを書きました。
前回記事 格差は広がるが、広がり続けはしない
価値観の変化、その一つに
『スピード感の変化』があります。
ものごとの変化のスピードが昔とはまったく違います。
『石橋をたたいて渡る』のように、
じっくり慎重に考えてから行動する、ということに、
昔は今よりも価値を置かれていたように思います。
ですが、今の世の中は、向こう側に渡ろうとして、
橋をたたいて確かめている間に、隣を新幹線が走り、
上空をジェット機が通り過ぎていくような時代です。
ことわざができた時代とは、スピード感がまるで違うのです。
なら、とにかく行動すればいいのか?
というと、それだけでは足りません。
行動の前提として、『明確な意図』が必要です。
『明確な意図』があれば、すべての『行動』は、
同時に意図の達成に必要な情報収集も兼ねるのです。
多くの人は行動を起こす前、決断をする前によく考えます。
周りの人に意見を聞いたり、本やwebで情報を集めたりします。
一見、理にかなった行動のようですが、
これは旧来の価値観の中での思考といえます。
何かを経験する前に、それを経験していない自分が、
正しく判断し、決断することができるのか?
経験していない自分の中にある情報で、
考えることに意味はあるのか?
答えが出せるのか?
箱の中で考え続けたところで、箱の外は見えないのです。
箱を飛び出せば、部屋の広さで
ものを考えられるようになります。
部屋を飛び出せば、町の広さでものを考えられます。
自分は町に暮らしているのに、『箱の中の熟慮』
が一体何の役に立つというのでしょうか?
自分が信頼できる人間で、『箱の外』にいる
人がいるのなら、その人のアドバイスに素直に
従うのも手っ取り早い方法です。
そういう人が周りにいなくても、
『明確な意図から発した行動』をとれば、
質の高い『経験』が得られます。
『経験』から得られる情報は、質も量も
『箱の中』の情報とは段違いです。
慎重にじっくり考えて、『箱の中』の材料
だけを集めて『決断』を創ることの方が
よっぽどリスキーな行為です。
なぜなら、『決断』を創るために時間とパワーを
かけるほど、人はその『決断』に固執するからです。
一度決めたことに対して、間違いを
自分で認められなくなるのです。
『成功』に至るまで、人生にはいろいろなわき道があります。
成功者の人生は、他人から見れば、『正しい道』
ばかりを選んできたように見えます。
だから人は、人生の中で『分かれ道』に出会うと、
『正しい道』を選ぼうとするのです。
そうじゃない。
『正しい道』を一発で選んで
しまってはいけないのです。
たまたま『正しい道』ばかりを選んできた人が、
人生の中盤を過ぎてから、大きな『分かれ道』に
出会ってしまったら、そこで正しい選択ができるのか?
僕なら、恐ろしくてそんな状況は考えたくもないですね。
だから、いっぱい失敗を集めながら
生きていこうと思います。
一番効率的なのは、わき道を片っ端から進んでみて、
『この道は間違い』という失敗経験を集めながら
進んでいくことなのです。
明確な意図を持って、考えるよりも、悩むよりも行動!
ものごとはシンプルに考えればいいのです。
決断や行動への恐れは、繰り返せば慣れます。
転べばケガをするとわかっていても、
自転車に乗るのをいつまでも恐れる人はいないのです。
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