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- 2011/06/23 セルフコーチングと『悟り』
セルフコーチングと『悟り』
2011/06/23 Thu. 23:45:21 edit
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なかなかにユニークで面白く、個人的には
真理度の高い理論だと思ってます。
自分の周りにどんな現実が展開されているのか、
それは潜在意識の在り方を示しています。
ここでいう『現実』とは、
五感+αで受け取るもの、という定義です。
つまり、TVや新聞、本でしか受け取らない
情報は現実ではなく、自分自身の体験を
通して受け取るものだけが現実、ということです。
潜在意識(現実)は、ただ状態として『在る』だけです。
それに意味をつけるのはすべて
『自我(エゴ)』の仕業です。
未来や過去というものは、イメージでしか存在せず、
それが存在するのは『いま』という現実の中です。
過去に対する後悔や怒り、悲しみ、達成感、充足感
といった感情も、過去ではなく『いま』にあります。
未来に対する不安や恐れ、期待、希望もまた、
『いま』の現実として経験することです。
そして、未来や過去に対して、どういう感情を
結びつけるのかを決めているのは『自我』です。
現実に対する『意味づけ』と同じことです。
旧来からの『悟り』に到るプロセスというのは、
自我を失くすこと、自我から離れることによって、
『意味づけ』されていない、純粋な潜在意識(現実)
にアプローチすることだと考えられます。
それに対し、現代のセルフコーチングや
自己啓発の方法論は、自我をコントロール
することによって、潜在意識にアプローチしたり、
潜在意識に主導権を与えるというプロセスです。
マクスウェル・モルツ博士のサイコ・サイバネティクスや、
石井裕之氏の『心のブレーキの外し方』にも
そういうアプローチが述べられています。
以前セミナーを受けたアンソニー・ロビンスの
メソッド、『意味づけ』に関する手法も同様です。
潜在意識とのチャンネルが開かれた状態を
『覚醒』だと考えると、コーチングのメソッド
というものは、現代の科学や宗教的な智恵を
結集した『悟りに到るための方法論』とも
言えるのかもしれません。
西洋の物質文明と東洋の精神文明という
対比は、長らく使いまわされてきましたが、
このカテゴライズも、古い認識に
追いやられつつあります。
物質文明と精神文明の融合は、すでに実現し、
世の中に広まりつつあるように感じます。
一口に『覚醒』といっても、そのレベルには
いろんな段階があるのだと思います。
ただ、一度チャンネルが開かれて、『覚醒』に
到ると、それは再び閉じることはありません。
不可逆的な変化(Paradigm Shift)です。
『覚醒』とはつまり、潜在意識主導で生きる
ということですが、すべての動物の中で、
人間だけが、物心ついた時点で自我が芽生え、
一旦潜在意識とのチャンネルが閉じてしまう
というプロセスを辿るのが興味深くもありますね。
自分、つまりこうして自我によっていろいろと
思考や感情を生み出し、世界に対して『意味づけ』
できる存在が『人間』だからこそ、その『人間』が
世界の中で特別な存在たりえるのかもしれません。
う~ん、我ながら『左脳系スピリチュアル』
っぽい哲学的な締めになりましたね。
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