2011年07月の記事一覧
- 2011/07/05 投影される意識
投影される意識
2011/07/05 Tue. 23:35:36 edit
2年と少し前のことでした。
The Secretなどで語られるいわゆる
『引き寄せの法則』というものです。
最近では、もう一歩進み、
思考は100%現実化する
言葉を変えると、
自分の認識する世界は、
自分自身の潜在意識の投影
ということを実感できるようになってきました。
これは、宮崎なぎささんの提唱する
TAW理論でも語られていることです。
この世界観に辿り着くと、自分の人生と
いうものは100%自分の責任によって
創られるものだ、と理解できるので、
いかにして自我をコントロールするか
ということにフォーカスを向けることになります。
他人や環境、状況といった外的要素ではなく、
自分の内面をコントロールすることだけに
意識を向け始めるということです。
自分こそが、自分の認識するこの世界の
創造者だ、ということに気づくことを、
TAW理論の中では『悟る』という言葉で
表現しています。
実は、この先にも続きがあって、
自分が創造者であることに気づくと、
自我をなんとかコントロールしようと、
あれこれ手を尽くすわけですが、
やがて、その過程に終わりがないこと、
キリがないことに気づきます。
『自我』というものが、ありもしない
幻想を次々と生み出す存在だということ、
さらにいえば、その『自我』すらも、
幻想だということに気づくのです。
そこまでいくと、
『自我をコントロール』しようとするのではなく、
『自我を調える』というスタンスへと変化します。
『調える』というのは、『自然の摂理に任せる』
とも表現できることです。
少し論点を戻します。
TAW理論では、たとえば、TVや新聞の
ニュースで見かける、殺人やテロリスト、
災害といったものも、自分の心が創り出している、
ということが述べられています。
多くの人にとっては、ここが腑に落ちるか
落ちないか、というところに壁があるように思います。
常識的に言って納得がいかないですよね?
こう考えてみてはどうでしょう?
量子論的な考えにも通じますが、
この世界には、いろんな要素が集まった、
無限の情報が可能性として存在しています。
殺人やテロ、戦争といった傷ましい現実も
あれば、そういうものとはかけ離れた、平和で
幸せな現実というものも、同時に存在しています。
そういった『外界』から、どういう情報を
選んで自分の中にinputするのかを決めているのは、
自分自身の『潜在意識の在り方』なのです。
無意識的にRAS(Reticular Activating System)、
人間の脳にある、網様体賦活系という機能が
はたらいて、情報にフィルターをかけるからです。
深層意識に、悲観的な観念をもつ人には、
悲観的なニュースばかりがクローズアップして
自分の中に入ってくることになります。
悲観的な人は、そういう悲観的な材料ばかりを
集めて、(意識せず)自分で悲観的な現実、
希望のない世界を創っている、ということです。
ここで、現実の定義にも注意する必要があります。
殺人やテロ、戦争や飢え、といったものは、
この世界のどこかに存在しています。
ですが、そういったものを、自分の中で、
どれだけ大きな存在にするのかを決めて
いるのは、自分だということです。
意識を向けると、そこにフォーカスされるので、
対象がクローズアップされ、自分の世界を構成する
大きな要素になる、ということです。
これを『自分で創り出している』と
表現しているわけです。
楽観的な人が自分の周りに創り出す世界・現実
からは、そういった悲観的な要素は消えていきます。
なぜなら、RASのはたらきによって、そういう
ニュース、情報が『見えなくなる』からです。
世界や現実というものの捉え方を根本的に
変える必要がありますね。
今までの世間の常識からすれば、
『そうやって目をそらして無視するのは
いかがなものか?責任放棄だ』
という感情レベルの反応的な意見が出そうです。
ただ、この世界を司る根源的な法則、
『フォーカスを向けるとそれに力を与える』
ということを理解するべきなのです。
殺人やテロ・戦争といったものを失くすためには、
それらのことに意識を向けていてはダメなのです。
戦争はどうすればなくなるのか?
戦争をしたいと思う人が、この世界に一人も
いなくなればなくなるのです。
理想論でぶっ飛んだ考え方に見えるかもしれません。
確かに、現状の人類には到達するのは
難しいようにも見えます。
人類全体の意識のレベルが上がる必要があります。
ただ、『生命の本質』は『楽観』の方であるのも確かです。
この自然界には、人間の知能が追いつかないほど
見事な調和をもって共存・共栄している生態系が
いくらでも存在しています。
人間の身体一つをとっても、数十兆個の細胞が
調和をもって一つの生命体としての機能を
全うしているのです。
細胞の数に比べれば取るに足らない数十億の
人類が、共存共栄できないと考える方が、
視野の狭いものの見方だと思いませんか??
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