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- 2012/07/13 精神疾患とスピリチュアル
精神疾患とスピリチュアル
2012/07/13 Fri. 20:10:00 edit
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今日は、読者の方からメッセージで受けた
ご質問への回答をシェアすることにします。
頂いたご質問です。
~以下引用~
サトリさんにお聞きしたいことがあります。
サトリさんの語るスピリチュアルは基本的に健常人が
人生をよりよく生きるためのものかと思いますが、
いわゆる精神疾患(器質的なものは省いて)の
メカニズムというか成り立ち、認知の歪みと
いうものはどのようにお考えですか。
私は不安神経症について考えていて、
①認知の歪み(←認知行動療法)
②扁頭体の暴走(←薬物療法)
認知の歪みにアプローチすることで
②もいくらか回路の書き換えはできるようです。
森田療法などでは、神経症者は健常人と
隔することはなく、たとえばパニック障害は
単に“生への欲求”が強すぎるとしています。
生きたいという気持ちが強すぎるために
死にたくないという気持ちが強すぎて、
死んでしまったらどうしようと異常にパニックになります。
だとすると、何かを達成したい(欲求)は
強すぎてはいけないということになりますよね。
また、森田療法では、“目的本位”と言っています。
失敗したらどうしよう→成功したい!
にシフトすることと言っています。
これは引き寄せの法則と通ずるものがありますよね。
これは私の中で両立できない考えです。
“よくありたい”と思わなければ良くならない。
でも思いすぎて空回り。どうすればいいのでしょうか。
わたしの考えでは、また経験上、
不安神経症者のように自己統制力を極端に失うのは
自分を苛めてきたことからくると思っています。
自分を大事にせず、他人を崇拝してきて、それで
自分の体(自分)が自分の言うことを聞いてくれるわけがない。
感覚的にこう思っています。
言いたいことがまとまりませんが、サトリさんが、
現代の大きな問題であるメンタル疾患について
わかりやすい言葉で解説していただけるとありがたいです
(既出でしたらすみません)。
~引用終わり~
で、僕の回答がこちらです。
~以下引用~
おはようございます^ー^
僕は大学などアカデミックな場で正式に
心理学や精神疾患について学んではいないので、
専門的な知識や用語を知っているワケではないのですが、
人の心というものに関しては、本質に近い
理解を得られていると、自分では思ってます。
僕の考えでは、『欲求』というのにも2種類あります。
それは、苦痛(恐れ)の回避から来る欲求と、
快楽(希望や憧れ)の追求から来る欲求です。
近日中に一般販売するオーディオセミナーでも
話しているのですが、僕の中では、『恐れ』との
向き合い方こそが、人生の質を大きく変えるものだと
考えているんです。
普通、人の心の中に、『恐れ』と『希望・憧れ』が
同居しているとき、その人の意識のフォーカス(関心)
は、強制的に『恐れ』の方に向いてしまいます。
これは、生命の生存本能、安心安全欲求という、
一番土台となる欲求に根ざしたものだから、
人間である限り、誰も避けることのできない構造です。
つまり、人は、人生の中で創られた自分自身の
『恐れ』を克服する術を知らないと、『恐れ』ベース
の欲求に支配されて行動することが多くなる、
ということなんです。
精神疾患を持つ人と健常者の間には明確な境界はありません。
境界があるとしたら、それは人の心の中の
『思い込み』が創りだしているものなんです。
欲求を、ワクワクするような目標を持たなければならない、
とか、欲求を持つことが苦しみにつながるので、そんなものは
捨ててしまうべきだ、という両極の考えは、問題の本質、
『恐れ』というものへの視点が抜けてるので誤りだと思ってます。
『恐れ』というのは、その人の人生の中から生み出される、
その人のアイデンティティ、パーソナリティそのものです。
それと向き合うことこそ、人生の新しいステージに
立つために必要なことなんです。
これは、健常者とラベリングされる人にしても、
精神疾患とラベリングされる人にしても同じですね。
現代社会に蔓延しているのは、大きな社会不安、
これは、社会の構造、教育制度、マスコミの在り方、
などなどいろいろな要因からきてます。
これが人々の『恐れ』を助長して、現代の
メンタル疾患の増大につながってるんでしょうね。
ただ、これもある意味、人の意識の進化のステージ
では必要なプロセスだとも言えます。
きっかけもなしに、『恐れ』と向き合える人
なんていないわけですからね。
以上、参考になれば幸いです^ー^
~引用終わり~
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