記憶・知識が現実を創る
2011/12/06 Tue. 21:41:08 edit
必ず、二つの段階を経ています。
まず、『知的創造』、
つまり意識の世界での創造で、
その後、『物的創造』『現象的創造』、
物質世界、現実世界での創造です。
人が『現実』として創造できる
ものごとの大きさは、
すべて『想像力』の大きさで決まります。
より、正確に言えば、
無限である『意識の世界』の中で、
自我が認識できる広さ(想像力の大きさ)
を決めているのも、
無限の情報が存在する現象世界から、
どんな『現実』を経験として受けとるのか、
それを決めているのも、
その人個人の『自我』、記憶の執着
で形づくられた『認識パターン』です。
意識内に無限に散らばっている
意味のない情報の羅列(データ)、
人がなにかを『経験』すると、それらが
つながって『意味』を形づくります。
そうしてできた『意味のある情報』、
それが『記憶』であり、『知識』です。
データがつながって意味をなす現象
のことを『学び』といいます。
そうやって意識内に創られた『記憶』は、
新たな『経験』を得たときに、
どんな『意味づけ』をするのか、という
『認識パターン』に影響を与えます。
この『記憶』『知識』、そして
『認識パターン』の構造のことを、
『自我』と呼んだり、また、
『カルマ』と呼んだりするのです。
人は、現象世界からの刺激を
『経験』としてインプットされたとき、
この、固有の『認識パターン』
に基づいて、
どう感じるのか、
どう考えるのか、
どう行動するのか、
という反応(アウトプット)を行います。
在り方を変える、とは、
この『認識パターン』を変える、
ということです。
つまり、人は、意識の中の
『記憶』『知識』という、
情報(データ)のつながり方
によって、
どのように現実を認識するのか、
(現実に対してどう感じるのか)
そして、どのようなビジョンを描くのか、
(意識の中での創造 ⇒ 想像)
さらに、どのような未来を受けとるのか、
(現実をどう創造するのか)
を決めている、と言えます。
すべては、意識の中に、どのような
『記憶』『知識』を持つのかで
決まっている、ということです。
このことを、仏教哲学の唯識学では、
阿頼耶識に種をまくと、それが
実を結び、現実として返ってくる、
という『因果の道理』
(つまりは『引き寄せの法則』)
として説明しています。
さて、ここで、情報社会といわれる
現代で、あなたがどういう生活を
送っているのか、に立ち返ってみましょう。
あなたは、自分がどういう未来を
生きたいのか、そういうビジョンを
明確にした上で、意図的に情報を
インプットしているでしょうか??
現代社会は情報過多の社会です。
世の中には情報が溢れかえっています。
ですが、その情報の『質』はどうでしょう??
僕は、数年前から、普段TVや新聞と
いうものをまったく見なくなりました。
その代わり、必要な情報は、
ネットや個人メディアを通して、
自分が、人間的に信頼できる、
価値観が信用できる、
考えに共感できる、
と判断した人からのものを中心に
インプットするようにしています。
悲観的、批判的、攻撃的な情報は、
かなり意識して、自分の中にインプット
しないようにしています。
目覚める前は、そういうネガティブな
情報に触れるとストレスを感じてましたが、
最近は、カルマの扱いも上手くなったので、
それなりに流して捨て置けるようにもなりました。
ですが、望む現実の創造を
加速させたいのなら、
『環境を選ぶこと』は、
何よりも効率的な手段です。
独立する『覚悟』を決めたのも、
そこが一番大きな理由でもあります。
普段、どんな人と接するのか、
どんな情報に触れているのか、
それを『目覚めた意識』で、
直感と衝動という、真我からの
揺るぎないサインをキャッチして、
しっかりと選択していくこと。
何よりも大事に考えていきたいですね。
※電子書籍を先着20名さま限定で【無料プレゼント】
AI:人工知能の時代に
【スピリチュアル法則と
情報発信で豊かに成功する方法】
コメント
1. 無題
私記憶ない時期が結構あるんですが、辛かったような気がするけど特に小さい頃の事はほとんど覚えてないんですよね。
それは“意味のある情報”じゃなかったって事なんですかね?
バカなので理解力なくてすみません(´Д`;)
どうも自分の記憶が都合のいいように捏造されてる感あるので(´Д`;)
やっぱり環境を変えるのが手っ取り早いんですね。私も来春から仕事を変えます!収入の不安がまだありますが…
2. 自分の方向性とは
こんばんは
よしさん わたしは 自分が進みたい方向と今の環境が全く別だと気づいています
今までいた友達との会話のずれや生活のずれにさみしさを感じたり・・・
それも仕方ないことというか 私が選ぶことなので当たり前ではあるのですが
大きな変化を目の前に これまでの生活を失うことに不安を感じているのも確かです
愛されていることに今までの様に返してあげれないのではないか
ここが わたしのブレーキです
学べば学ぶほど 大きく開いていく関係がさみしいのですね
本当は 一緒に進んで行けたらと思いますが
それも個人でちがうこと
そんな想いになったことありますか?
そんなときは どう思うことがいいんでしょうか?
3. Re:無題
>宇佐美ゆゆさん
コメントどうもありがとうございます^-^
『記憶』は、すべてきちんと保存されていますが、
表層意識(顕在意識)という形で、自我にきちんと
認識されるものもあれば、されないものもあります。
でも、深層意識(潜在意識)という形で、自我の
奥深くに残っているので、何かの拍子に思い出されたり、
トラウマや無意識の習慣みたいな形で、普段の
生活行動の中にも影響があったりします。
記憶が都合のいいように捏造される、
というは別に悪いことじゃないですよ^-^
『意味』なんてすべて解釈次第、全部が
捏造されたもの、とも言えますからね。
大事なのは、ゆゆさんがどういう未来を描くか、
で、それに沿って、好きに捏造しちゃってイイんです♪
そして、そのための材料(情報)が効率よく
インプットできるような環境、
言い換えれば、望む未来に近づくのに適してる
と思えるような環境を選べばイイんです^-^
4. Re:自分の方向性とは
>CHICKさん
コメントどうもありがとうございます^-^
その気持ち、僕も経験したのでよくわかります。
自分の人生のステージが上がるときに、
必ず経験することだと思います。
多分、それは、自分がこれまでに経験してきたこと
(過去の経験)よりも、未来の経験の方が素晴らしい
ものになる、ということが信じきれていない
ということなのかもしれません。
人生の巡り合わせ、って人のアタマで理解しきれない
くらいに緻密に織り成されるものなので、
そういう真我の導き(自然の成り行き)を
心から信頼して、委ねてみるのがイイと思います。
CHICKさん自身にとっても、周りのいままでの
ご友人の方たちにとっても、一旦ここで距離を
置くことが最善の道だというサインなんです。
そのサインに従わなかったり、気づかないふりを
していることが、自分にとっても周りにとっても
辛い出来事につながったりもします。
(これも経験済みです)
距離を置いても、大切な縁は決して
切れることはありません。
人生の中で、心の底からのサイン、
直感や衝動に従わないこと以上の不幸はないし、
素直に直感・衝動に従うこと以上の幸せはない、
と考えてみてください。
自分を立てれば相手が不幸、相手を立てれば
自分が不幸になる、というのは自我の創りだした
幻想に過ぎないことが、すぐにわかると思いますよ^-^
5. 面白いですね
はじめまして。
左脳で理解しようとすれば、
これだけの文章になってしまいますよね・・・
知性重視のタイプの方は大変ですね。
参考になりました。
まるで大学院の講義を聴いているみたいでした。
6. Re:面白いですね
>よーよーさん
はじめまして!コメントありがとうございます^-^
確かに直接講義できた方がラクといえばラクですね(笑)
文章って、便利だったりもどかしくもあったり。
まあでも、楽しんでます♪
記憶、知識が現実をつくる
こんばんは!
記憶、知識が現実をつくると言うのは分かるのですが
たいてい過去、学校や職場などで浮いてしまい何となく孤立化しているように感じてしまいます。
表面的にでも仲良く出来たら良いかなとおもいつつ上手くいきません。
私の人との接し方にも問題はありますが、友人によると能力高い人は浮くし、しっとされるよ、と言うありがたいのか良く解らないコメントをもらいました。
でも学校役員などは苦手で結構ヘマしているのですが(苦笑)役員ではそっちで浮いているようです。
悟りさんだったらどう考えますか?
トラックバック
go page top| h o m e |