理論派vs行動派
2011/04/29 Fri. 20:37:19 edit
ブログ記事から、また一つ気づきをもらえたので、
ちょっと膨らませてみることにします。
考えるではなく考え抜く
http://ameblo.jp/tomabechipractice/entry-10874418385.html
世間では考え続ける方の『考え抜く』が
『粘り強さ』という言葉でどちらかというと
好評価を得るきらいもありますね。
ですが、記事にもあるように
『考えるのをいったん止めて情報収集する』
方が、ずっと効率的であるのは確かですね。
数学の問題なんかも、わからなかったら一旦解答・
解説を見てから解法を覚えてしまう、という勉強法
が効果的だったりしますしね。
ここで、『情報収集』について考えてみました。
『情報収集』というと、普通は本を読んだり、
ネットで調べたり、人に訊いたり、といったように
『inputとしての行動』を指すような印象があります。
でも、実際のところ、考えても答えが出なくて、
『まあいいや、とにかく行動!』と見切り発車で
始めてみたら、結果うまくいった、ということも
ありますよね。
実は、『outputとしての行動』、一見情報を
入れてないように見える行動も立派な『情報収集』
になる、ということもポイントだと思います。
『行動』というものを行えば、それがinputだろうと
outputだろうと関係なく、その『行動』を通して
何らかの『経験』を受け取ることになります。
人がする『経験』には膨大な情報が含まれます。
つまり、どちらも情報をinputする点は変わらないのです。
本を読めば、そこに書かれている『言葉・文章の情報』
が『経験』として脳(意識)の中に取り込まれます。
本を読む代わりに、何らかの『行動』を起こして
みたら、文字としての情報はないかもしれませんが、
『経験』から必ず何らかの『情報』が脳(意識)内に
取り込まれます。
『文字情報』は言葉というツールに変換された
情報なので、顕在意識で理論的に体系的に理解
するのには役立ちます。
ですが、言葉に変換すると、本来の情報量が
大きく削り取られてしまうというデメリットもあります。
抽象度の高い思考が出来る人なら、文字情報から
その背景の文脈(context)も取り込むことは
できますが、それに慣れていない人は、言葉の
表現する表面的な意味だけを受け取る恐れもあります。
逆に、『行動』による経験は、感覚的な理解になりますが、
情報量としては『文字情報』よりも膨大なものを得られます。
『考え抜く』という言葉のイメージで考えると、
本を読んだりして『文字情報』中心のinputをする
人の方が、理知的で頭を使っているように
思われますが、『考えるよりも行動!』という人も、
頭を使っている点では変わらないということですね。
どちらも一長一短で、それぞれ人によって
得意不得意もあるところだと思います。
どちらかに偏らず、バランスよく鍛えるのも
大事なのかな、と思います。
理論的な人ほど、煮詰まったら見切り発車で
行動に移してみる、とか、感覚的な人ほど、
じっくり本を読む習慣をもつ、とかですね。
※電子書籍を先着20名さま限定で【無料プレゼント】
AI:人工知能の時代に
【スピリチュアル法則と
情報発信で豊かに成功する方法】
« 3つの真実(野口嘉則氏著)読了
富と成功をもたらす7つの法則(ディーパック・チョプラ氏著)読了 »
コメント
1. 行動も情報を集めれてる
かなり、腑に落ちました。
参考書なみの本を見ながら、想像で得られる何倍もの
感情も学びも実際動いた方が大きくてっとり早いかもしれませんね!
さあ、今日はなにしよう!ワクワクです!
2. Re:行動も情報を集めれてる
>あやあゆみさん
コメントどうもありがとうございます^-^
アウトプットはインプットも兼ねるんですよね。
大切なのは『循環』だと思ってます♪
トラックバック
go page top| h o m e |