信じることの意味
2012/03/31 Sat. 19:38:00 edit
シンプルに考えれば、
心から『信じる』ことができれば、
それは必ず現実として引き寄せられる(実現する)
ということです。
望む結果を引き寄せられないのは、結局のところ、
それの実現を信じることができなかったから、
望まないことが引き寄せられるのは、起こってほしくないこと
が実現するのを、信じてしまったからだと言えます。
ここが難しいところで、僕たち人間は、
そう簡単にものごとを信じることができる
わけではないのです。
少なくとも、『意志』の力だけで、何か自分にとって
都合のいいことを信じることはできません。
豊かな人にとって、たとえば、100万円を
手にすることは容易いこと、簡単に信じられることです。
なので、それはラクに引き寄せられます。
でも、豊かでない人は、それを信じられないから、
引き寄せることもできません。
見落とされがちなことですが、『信じる』ことは、
ある意味、一つの技術(テクニック・アート)であり、
その技術を磨くことが、引き寄せを、いや、
人生で成功を実現するための秘訣だとも言えます。
そのためには、人間の『心』というものについて、
しっかりと理解する必要があります。
巷にあふれる成功法則や自己啓発は、
その点をしっかり踏まえて学んでこそ、
意味を発揮するものなのです。
『信じる』と『信じられない』の間には、
その人の『在り方』という違いがあり、そこが
変わらない以上、いくら意志の力でがんばってみても、
アファメーションしたり、ポジティブシンキングして、
盲目的に信じようとしても、それは徒労に終わってしまうのです。
そもそも、『信じる』とは、一体どういうことでしょう?
それは、潜在意識内に、その情報が在る、ということです。
あなたは、朝起きて洗面所に行き、水道の蛇口を
ひねるとき、そこから水が流れるということを、
信じることができます。
それは、『蛇口をひねれば水が出る』ということを
知っているからなのです。
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、
ここが重要なポイントです。
望む現実を引き寄せる人たちは、それが、
『当たり前』に実現することを知っています。
だから信じられるのです。
何かが『現実化』することを『当たり前』レベルで
知ろうと思ったら、一番手っ取り早いのは、それを
経験してしまうことです。
経験すれば、本を読んだり、人から話を聴いたりする
以上に、膨大な情報が自分の潜在意識にインプットされます。
これが、行動や実践の最大の価値とも言えます。
人は、学んだことを実践することで、容易に
自分の意識の中に『ゲシュタルト』を創れるのです。
経験したことのない、大きな現実を引き寄せたいときも、
要領は同じだと言えます。
最初から大きなビジョンを思い描きつつも、
その実現過程では、一つひとつのプロセスを、
行動と実践、そして経験によって、一つひとつ
ゲシュタルトしていくだけです。
ゲシュタルトされたプロセスは、一つひとつ、
確実に現実化していき、やがて、それらが結びついて、
『大きな現実』が実現されるのです。
大きな成功を手にする人に必要なのは、
まず、『大きなビジョン』を描く力と言えます。
これは、自分の『好奇心』を自由にできる力、とも言えます。
メンタルブロックの解除が鍵ですね。
そして、それを単なる夢想家で終わらせないのは、
そのプロセスを、一つひとつ行動と実践で経験に
変えていく力が優れているからだと言えます。
『夢想家』であると同時に『現実的』である、ということです。
最初にどのくらい大きなビジョンを思い描けるのかは、
その人の潜在意識内の情報、言い換えると、その人が
それまでにどういう人生経験を積んできたのかで決まります。
自分の器を超えたものはイメージできないということです。
大きなビジョンを思い浮かべたとき、その時点で、
その人の心に完璧な『確信』があるわけではありません。
ですが、思い浮かべられたということは、
実現の可能性があるという意味でもあります。
そこから、『恐れ』や『不安』を克服しながら、
行動と実践を繰り返していく過程で、
潜在意識内のビジョンと、現実としての結果を、
同時に完成させていくことになるのです。
潜在意識内のイメージと現実の在り方は、
常に一致している、ということができます。
信じたことが現実になるわけではなく、
信じること = その人にとっての現実
と表現した方が、より正確だと言えます。
大きなビジョンを思い描いた時点では、
そのビジョンの精度も不明確な状態です。
その時点では、未来の現実もあいまいで
不明瞭、可能性の低いおぼろげな存在です。
実践と経験を繰り返す中で、潜在意識内のビジョンと、
現実としての結果が同時に完成されていくのです。
『行動』は、知識と現実を同時に完成させていく
プロセスだと表現できます。
つまり、信じるためにも、現実を創るためにも、
『行動』があればいい、ということになります。
ここまでは、望むことを現実化させるための
プロセスを語ってきましたが、
その逆もメカニズム的には同じです。
恐れていることが現実化するのは、単純な話、
それが現実化することを信じているからです。
つまり、潜在意識内に、その情報が在るということです。
大きな事業を興して世の中を変えたい、という望みと、
社会的地位やお金を失いたくない、という恐れは、
現実化する際に、同じプロセスをたどります。
どちらも、潜在意識の中で、大きな存在になればなるほど、
現実としても実現の可能性が高まっていくのです。
それを、顕在意識が『快』としてとらえるか、
『不快』としてとらえるかの違いでしかありません。
いずれにしても、潜在意識内で存在感を増すことが、
『信じる』という意味になり、顕在意識(マインド)が
それをどう受け取るのかは関係がない、ということです。
一つ違いがあるとすれば、『恐れ』へのフォーカスは、
自動的に強化される傾向にあり、
『好奇心』の追求のためには、自動的に生まれ育つ
『恐れ』、つまりメンタルブロックを随時解消して
いく必要がある、ということです。
人間の心の習性として、『快』と『苦』が
同時に存在すれば、『苦』の方にフォーカス
が引きつけられてしまうのです。
それは、自我の習性、生存本能に根付くものであり、
安心・安全欲求が満たされないと、その上にある
欲求を追求したいという衝動は生まれないということです。
結局、総括すれば、潜在意識内の記憶、
カルマとして存在する『恐れ』を克服しなければ、
『恐れ』は信念の中に居座り続け、
それが現実化してしまうということです。
引き寄せや人生の成功、幸福の実現ということを
考えていけば、『悟り』は必ず通るべき道なのです。
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コメント
1. 無題
潜在意識に情報を入れるには、行動が不可欠なんですね。
新しい行動には、恐れがある。
やっぱり自分の中の恐れに向かわないと前に進まない。もう願望達成以前の話ですが(*^^*)
こんな話しって、本にもでてないし、誰も教えてくれませんしね。
yosi さんありがとう(^^)
2. おぉ
今週のチャンピオンのバキを読んでいてシンクロしました(´Д`)
とうとうバキが親父超えするか!
地上最強の最強の生物、範囲勇次郎は【恐れ】を克服しているから、
思い通りの人生を送れるんですね(この人の場合は絶対的な腕っぷしですが)(笑)
そこでバキを見てみますと、
いろいろなことを学び【知り】
いろいろな人と戦い【行動(体験・経験)】
【恐れ】を克服し、
潜在意識内の情報が、
【書き換えられた】
そして、その時!
親子超えだ!
あれですね(・ω・)
いかに、恐れを克服するか、手放すか、ですね♪
そこで【行動】が大切ですとね♪
悟りを開いた人も、イコール、恐れを克服したとも言えますからね♪
あとリラックスしたり、呼吸に意識を向けたり、瞑想したりも、
その時【恐れ】を手放しいるとも言えますからね。
より深い理解が得られました♪
ありがとうございました
ぺこりんm(_ _)m
3. Re:無題
>ゆっきーさん
コメントどうもありがとうございます^ー^
考えてみたら、昔から言われてる当たり前のこと
だったりするんですよね。
でも、当たり前すぎて、掘り下げない部分にこそ、
大事な情報が潜んでたりするんでしょうね。
『恐れ』を自覚してしっかり『行動』すること、
シンプルですが、鉄板の法則かもしれませんね♪
4. Re:おぉ
>学びブログ春【心・潜在意識】さん
コメントどうもありがとうございます^ー^
まさか、バキにリンクするとは思いませんでした(笑)
まあでも、あのお父さんは、『悟り』の境地にいますよね。
なんだかんだいって、やってるのは親子喧嘩って
ところが楽しいですね♪
5. 無題
いつもありがとうございます。
信じることは深層心理的には信じてない部分が多々あると思います。まず 信じる できると思いをもつことは大事であるが行動 経験が大事ですね。信じたら=行動で今後、実践していきたいと思います。いろんなことを経験していきたいと思います。
2012/04/01 10:48 * edit *
6. Re:無題
>中村 誠さん
こちらこそコメントありがとうございます^ー^
『信じる』こと、『確信』を育てるプロセスには、
やぱり行動、実践、経験が不可欠なんですよね。
すべての経験はムダにはならないので、
とにかく納得できること、やりたいと思うことは
なんでもやってみることだと思います^ー^
7. 無題
私の場合旦那に根気よく頑張って我が子の事や悩み事や理解してもらい頼ったり信じる気持ちは大事な事だよね?夏休みに東京行く際には講演参加したいなとは検討中。日時があえばですが。
8. Re:無題
>あるるさん
コメントどうもありがとうございます^ー^
正確に言うと、誰かを信じるのではなく、
望む現実を受け取れる自分を信じる、というのが
大事なことだったりしますね。
これに関してはまた気づきがあったので、
近日中に記事にしますね。
うまく調整がついてお会いできるとイイですね^ー^
9. 約2週間ぶりです
このゲシュタルト、最近すごく感じます。
やり方が分かってればあとはただやるだけですもんね。
例えば通学路も、歩き慣れてしまえば、同じ「歩く」という動作でもかかる時間がだいぶ変わってきます。
簡単な話、それはゲシュタルトができて迷わなくなるから。
全体の構造が分かれば、あとはやりたいことのやり方がスムーズに分かる。
言葉を変えると、信じる信じない以前に、当たり前にこれはこうでしょって思ってる自分の中の常識とか結論とかがある。
それがきっとゲシュタルトだから、それをもっと広げていきたいな。
2012/04/02 12:51 * edit *
10. Re:約2週間ぶりです
>BIBIさん
コメントどうもありがとうございます^ー^
ゲシュタルトへの理解が深まると、ものごとを
学ぶスピードが加速しますよね♪
ゲシュタルトをたくさん創っていけば、それらが
意識の中で結合して、また新たなゲシュタルトに
育ったりもします。
まさに可能性は無限ですね^ー^
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