潜在意識と習慣を変えて人生の達人となる
2012/04/18 Wed. 15:50:52 edit

教育業界で会社員として日々の生活を送る中、この世の中、いわゆる『思考停止』状態で生きている人の多いことがずっと気になっていました。そこで、自分なりにこれまで学んできたことや、日々考えていることが何かしら参考になれば、と考え、ブログとして発信していこうと思い立ったのが、2010年の秋のことでした。
『思考停止』とは一体どのようなことを言うのでしょうか?
要は、『自分の頭でものごとを考える習慣をもたない』ということです。
こう書くと、『自分のことかも?』と思い当たる人もいれば、『自分は決してそんなことはない!』と思う人もいるかと思います。『思考停止』状態の怖いところは、自分でなかなかその状態に陥っていることに気づけないということです。
世の中の常識・社会通念・みんなが当り前と思ってやっていること・流行など、慣習的なことに対して、自分自身の頭を使って、それが自分の人生にとってどういう意味があるのか? ということを判断せずに乗っかってしまうことが、まさに『思考停止』という状態だと言えます。
こう書くと、あまりにも範囲が広いので、厳密には、少しも『思考停止』じゃない人間なんて一人もいない、とも言えますが、大切なのは、自分や自分の人生にとって『価値あるもの』を自分自身の頭で、きちんと判断する習慣があるかどうか、ってことだと思います。
日々の生活の中で、自分で考えているように見えて、『自分以外の誰かの価値観』をなぞってものごとを判断していたり、『他の誰かの意見』をそのまま自分の意見だと錯覚してしまっていたりすることは多いものです。
『できるだけ大手の企業に勤めたほうが人生に有利だ』
『公務員になれば安定した生活を得られる』
『下手にリスクをとって投資するよりも預金しておいた方が安全だ』
『就職活動は大体このくらいの時期から動き始めるのが常識』
『受験のテクニックを磨いてとにかくレベルの高い学校に入っておけば安心だ』
・・・考えればいくらでも出てきます。
意図されているかどうかはともかく、世の中にはこういう、ある種『洗脳』と言ってもいいような状態が満ちています。TVや新聞のマスコミなどからの刷り込みもあれば、社会通念・世間一般の常識と言われるものも全てこういう危険性をはらんでいます。
特に日本という国は、聖徳太子の『和を以って貴しとなす』の精神を大事にしてきた歴史もあり、『空気を読む』ことや、『周囲に自分を合わせる』ということに価値を置く社会なので、その傾向は顕著だと言えます。
『思考停止』というのはつまるところ、『他人の人生を生きる』ということにつながります。自分自身の人生なのに、その自由を享受せず、また、責任も負わず、自分以外の人間の価値観に染まって生きていくことに、一体何の意味・価値があるのでしょうか?
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