苦しみ・迷い・葛藤はなぜ生まれるか
2011/05/12 Thu. 18:10:04 edit
迷い・葛藤に悩まされることがあります。
今、この瞬間も、何かに悩まされたり、
苦しんでいる方もいるのではないでしょうか?
苦しみや迷い・葛藤、こういったものは、
『ネガティブな感情』と、まとめることができます。
これらの『ネガティブな感情』は、自分が本来、
歩むべき人生と違うところにいる、というサインです。
今の自分が、本来いるべきところにいれば、
苦しみは生まれず、その引き金となることも、
自分の人生の中には起こらないのです。
人生の中で、必然性のないことは起こりません。
苦しみや迷い・葛藤などのネガティブ感情は、
自分の過去の習慣、過去の人生の視点とは、
別の見方・視点があるということを、
『居心地の悪さ』という形で、知らせてくれているのです。
自分の生きてきた世界の枠を越えたところに、
別の世界があるということを知らせてくれているのです。
自分の本来の生き方に合致し、満足して幸せに
一生を終える人には、その人の生き方を否定する
ような出来事は起こらないし、そういう情報も
入ってこないのです。
正確にいうと、他の人から見れば起こっているの
かもしれないけど、当人には『認識されない』のです。
苦しみ・悩み・迷い・葛藤はいろいろな形でやってきます。
突然の事故や病気、人間関係のトラブルであったり、
金銭的な問題、仕事や夢中になっていることでの挫折etc.
それまで順調だったのに、なぜ、突然自分が
こんな苦しみを味わうことになったのか?
苦しみに出会うと、人はその原因を探って、
解決を図ろうとします。
でも、なかなかうまくいかなくて、かえって
苦しみを長引かせたり、その場ではなんとか
収まったように見えても、しばらくすると、
また同じような苦しみに出会ってしまいます。
それは、苦しみの原因を過去に探るからです。
常識的に考えると、現在の苦しみの原因は過去にある、
となります。
病気になると、何が原因だったのか、過去の食生活や
生活習慣、思考や行動の習慣を探ります。
人間関係でトラブルがあると、過去の自分の行動、
相手への接し方などを、いろいろと思い返して原因を探ります。
ですが、このように、過去に原因を求めて、
苦しみが完全に解決することはあるでしょうか?
苦しみを生み出した出来事の原因を過去に見つけた
として、それが、自分の単なる思い込みによる
因果関係ではないと、証明することはできますか?
そもそも、過去に原因がある、
と考える時点で誤りなのです。
今起こっている問題の原因が過去の何かである、
というのは、観念(自我)が生み出した幻想です。
苦しみ・迷い・葛藤を引き起こす出来事は、
自分が人生の中で、新たなステージに立つため
にやってくるサインなのです。
突然、病気になった人は、これまでの、自分の
健康を省みない、という人生から、健康に気を配り、
生きることの喜びを満喫する、という人生に転換する
ためのメッセージを受けているのです。
サインに対して敏感に生きていれば、必ず転換
できる段階で、病気の兆候に気づけるはずです。
同様に、人間関係でトラブルに見舞われた人は、
過去の生き方よりも、周りの人を大切にするような
人生へと、転換するためのメッセージを受けているのです。
これらの出来事に対して、過去に原因を探り、
頭(顕在意識・自我)であれこれと対処法を
考えるのは、対症療法に過ぎないので、
根本的な解決には至ることができません。
自分を変えることが、根本の解決に至る道です。
自分を苦しませる出来事は、自分を人生の新しい
ステージに進ませるためにやってくるのです。
自分を新しく生まれ変わらせるために起こるのです。
苦しみなどのネガティブな感情を、抵抗したり、
消してしまおうとしたり、押さえ込んだり、
そういう気分になった自分を責めたりするのではなく、
ただ、そのままそのネガティブな感情を感じること、
それを感じている自分を受け容れること。
そして、どういう自分であれば、この出来事に
苦しまないでいれるのか? 新しいステージに立った
自分の姿をイメージし、それを体感してみるのです。
ちなみに、苦しみ・迷い・葛藤といったネガティブ感情が
生まれるメカニズムや、その解消法については、
こちらの記事で、理系的に説明しようと試みています。
参照してみてください^ー^
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コメント
1. 無題
いつもブログ大切に読んでいます。
はい。
2012/05/19 15:09 * edit *
2. Re:無題
>nakagonさん
コメントどうもありがとうございます^ー^
とてもうれしいです♪
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