ネットでダマされないための自己防衛術
2013/09/11 Wed. 10:43:50 edit
しまうので、メールレクチャー内で配信している
【補講】記事からの抜粋を投稿することにします。
ここでは、『情報リテラシーの高め方』について、
もっと具体的に言えば、
『ネットでダマされないための自己防衛術』
について語ろうと思います。
ネットに限らず、リアルにも当てはまるので、
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
まず、大前提として、
人は何か特定の『情報』を手に入れた
だけで成功するワケではない、
ということを知っておく必要があります。
『一日わずか5クリックするだけでお金持ちに』とか、
『即金で◯◯万円手に入る方法』とか、
『とてもうまい投資話』とか、
『雷に撃たれるのと同じ確率で3億円が当たります』とか、
何か、特別の情報を持ってるだけで、その人の
人生がプラスの方向に変わることはありません。
『情報』は、それを必要としていて、しかも、
その情報を使いこなす準備のできた人に届かないと、
一つの情報によって人生が大きく変わる、
なんてことはなかなか起こりようがありません。
今の時代は情報過多なので、そんなことが起こる確率を
考えたら、それこそ、『宝くじが当たる(雷に撃たれる)』
レベルの低確率、つまり、『基本、起こらないこと』です。
『基本、起こらないこと』を期待するのは、
奇跡を期待するのと同じで、それは宗教を
盲目的に信仰するのと同じです。
人生を本気で自分の望む通りに変えていこうとするなら、
そうではなく、もっと理性を働かせる必要がありますね。
情報教材、ネットで出会う情報は、何か『宝くじ』
的なことを期待するのではなく、自分の人生を
高めるため、そして自分自身を高めるための
『学びの材料』としてとらえる必要があるんです。
自分は引き寄せを実践してるから、他の人とは違い、
特別な『情報』が舞い込んでくるんだ、というのは、
神頼みと同じで、まったく根拠はないので、
信じたい人は信じてもいいですが、信じる人は、
ダマす側にとってみれば、ホントに、
いい『カモ』以外のナニモノでもありません。
ただ、一昔前と違って、現状だと、あまりに
ブラックな『情報』系のコンテンツは売られてません。
よっぽどのことがない限り、『情報』系の教材を
購入して、まったく何の価値もなかった、って
ことは起こりにくくなってます。
でも、自分の人生を俯瞰した視点で、
それが必要か必要じゃないか、と言われたら、
そうじゃない場合もありますよね。
ビジネスをやるつもりの人が、投資系の
トレードテクニックを解説した教材を手に入れても、
直接役に立てることはできないので、
そのお金を別の教材に回した方がいいワケです。
ビジネスと投資だとわかりやすいですが、
同じビジネスの教材でも、いろんな種類のものが
出回っているので、その中で、あなたが、
人生の中で今のタイミングで手に入れるべき
ものなのかどうか、そこは結構判断を誤りやすい
ところだったりします。
実際、僕が観てきた人たちも、優先度というか、
お金を投じるべきところを間違っちゃってる
人がたくさんいました。
情報発信をしてる人のメルマガや、
セールスレターは、コピーライティングの
能力に優れた人が書いてるので、
読んでいくと、なんだかそれが自分にとって
必要なものだって思わされて、ついつい買っちゃう、
ってことが起こってしまうんです。
自己防衛術が身についてない人はそうやって、
他人の意見にゆらゆらと振り回されがちです。
お金がたくさんあって、ダマされてもイイや、
ってマインドで買うのならまだしも、
客観的に観て、
この人にとって、今、これは必要じゃないだろ、
とか、
今はもっと別のことに
力を入れるべきなんじゃないかな〜、
って思うようなところに、何十万も何百万も
お金を払ってしまってるケースもよく見ます。
こういうのは明らかに『投資マインド』が欠けてます。
『投資マインド』については、レクチャーの
本編の方でたびたび解説しているので、
ここではあまり詳しくは説明しません。
学校教育の弊害でもあるんですが、何かを学ぶとき、
『それを何のために学ぶのか?』
『学ぶことを今後、何に役立てるのか?』
という視点が曖昧なまま踏み出してしまうと、
何ごともうまくいきません。
学ぶために『投資』するワケですが、
『投資』というのは、何よりもアタマを使って、
理性的にリスクとリターンをシミュレーション
した上で判断する必要があるんです。
何に役立つか、今のところわからないけど、
とにかく学んでおこう、ってのも悪くはないですが、
それができるのは、時間とお金に余裕がある人です。
あなたがもし、今、お金や時間の余裕を
創り出せていない、という現実があるのなら、
まずは、それを実現することに直結することを
しっかり学ぶべきなんです。
なのに、『学びに投資』とか
『自己投資』とか『自分磨き』って
言葉の響きだけに酔っちゃって、
そこに投下した資金を、どうやって
回収するのか、という具体的なプランもなしに
踏み出してしまうのは、ちょっと短絡的ですよね。
そういう『投資マインド』の欠如が、
普段のお金遣いの行動に反映されます。
世の中のほとんどの人は、自分がどういう意図で、
どういうことにお金を使っているのかを、
自分自身で自覚していません。
だから、お金回りが悪くなっちゃうんです。
お金というエネルギーを、流れの悪いところに
優先的に回してしまうから、入って来なくなるんです。
なので、まずは、自分のお金の使い方を
しっかりと見直す必要がありますね。
そして、『情報』の扱い方です。
まず、メルマガやセールスレターで、
『答えをあげますよ』系の発信をしている人には、
自分が何のためにその答えを求めているのかが
明確になってない人は、近づかない方がいいです。
方法を教えます、とかノウハウを提供します、
ってことを言ってる人ですね。
自分が何をやっていくべきなのか、が明確になっていて、
そのためにそのノウハウを学ぶことが必要、
って場合には、そこで購入した『情報』は
有効に活用することができます。
でも、自分にその『情報』が必要かどうか、
きちんと判断できなかったり、確信をもてなかったり、
もしくは、それを買ってみて、もし期待通りじゃ
なかったとして、それはそれで、自分の選択
に後悔しないだろう、って思えないなら、
そこへの『投資』はやめておいた方がイイです。
自分で判断がつかないなら、人間的に信頼できて、
自分よりもその分野に詳しい人に相談してみましょう。
人間的に信頼できない人には、
『そんなものよりもこっちを買え』って
その人にダマされる可能性もあるし、
自分よりも詳しくないか同じくらいの
知識レベルの人に相談しても、
そもそも情報として信用できる答えは返ってきません。
なので、自分が『情報弱者』だな、
って自覚が少しでもあるのなら、
『その分野において信頼できる人』
をつくっておくことが、
何よりも大事だったりします。
これって、ネットに限らず、
いろんなことに通用する考え方ですよね。
占いやお祓い、みたいなスピリチュアルにしても、
投資関係の話にしても医者にしても。
信頼できる人をつくることと、そして、その人が
どういう分野の専門家なのかを知っておくことが重要です。
健康のことをいろいろ相談できるメンターがいても、
その人が、ガチガチの西洋医学知識の専門家なら、
その人からの情報は、『西洋医学』という
フィルターがかかったもの、になっちゃうんです。
そういう人がまだ身近にいない、ってときに、
ネットで出会った情報をどう判断すればいいのか、
ってことにも指針を示しておきますね。
ネットで結果を出して成功している人は、
今の世の中、普通にたくさんいます。
でも、その中でも、きちんと自分のステージに
あった結果を出している人もいれば、背伸びして
若干グレーなこともやって、結果を水増しして
見せている人もいます。
まず、大切なのは、フラットな視点で
研究してみる、ってことです。
フラットな視点というのは、
『あの人はどうせ悪いことをしてる』
『あの人は能力的に優れてるから結果が出てる』
『あの人は自分にないものをもっている』
みたいなフィルター(バイアス)をかけずに、
『同じ人間のやってることなんだ』
という前提で、その人がどういうプロセスを経て、
成功するに到ったのか?
そこをしっかり学びとってみる、ということです。
セールスレターなんかでは、
『何をやってもうまくいかなかった私が、
◯◯に出会った途端、結果を出せるように!』
みたいなことが書かれてますが、
それはあくまでセールストークに過ぎません。
成功する人、結果を出す人にはそれを実現できる
だけの『必然性』があって、今のその人があります。
メルマガやブログ、もしくは無料で配信されている
音声や動画など、ネット上にその人を知るための
材料はいくらで手に入るようになってます。
『情報弱者』と呼ばれる人たちは、誰かのことを
調べるときに、検索エンジンでその人の名前を入れて、
『他人の噂』を調べようとします。
でも、情報感度の高い人、リテラシーのある人は、
その人に対して興味が出たなら、そういった他人の声
は一切無視して、本人が発信している情報に触れて、
その人の『人間性』をきちんと自分で判断しようとします。
僕の中でおススメなのは、その人の『素』の部分が
出ているようなメディアを探す、ってことです。
たとえば、気のおけない親しい仲の人と
収録している対談音声や対談動画です。
そこには、その人のナマの人間性が投影されやすいです。
どんな人間も、100%自分を偽ったり、
本心を隠して他人に見せることはできません。
でも、演技がうまい人もいて、ぱっと見、
『この人は信頼できる』ってダマされちゃうこともありますよね。
でも、お互いにリラックスして談笑しているような
動画や音声があれば、そこには必ずその人の
『素』の部分が出てきます。
そこを見て、
『あ、この人は人間的に好きになれそう』とか、
『この人のことは信じても後悔しないな』
って思えたなら、その人からの情報は
信じちゃってもイイと思います。
ってか、一度そう思ったなら、その人から
真剣に学ぼう、と心を決めて、『疑い』を
捨ててしまった方がいいですね。
反対に、TVや書籍、一方的に一人で話してる音声や動画、
インタビューや、一般向けの無料メルマガ、何かの
プロモーション用に収録された対談など、
そういったメディアには、何らかの『意図』が
盛り込まれているので、そこは差し引いて考える必要があります。
差し引いて、というのは『疑い過ぎず、信じ過ぎず』
というのを十分に意識しながらその情報に触れる、
ってことですね。
入り口の部分、接点の部分では、
『疑い過ぎず、信じ過ぎず』が大事ですが、
その人のことを信じようと判断して、
実際に、その人にお金を払って学ぼう、
ってことを決めて踏み出したなら、
今度は『疑い』を捨ててしまって、
その人のアドバイスはすべて自分の中に取り入れる、
言われたことには素直に従う、という姿勢に
なった方が、早く結果が出していけます。
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